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Tech Reis

CASE 01

コンタクトレンズ販売支援アプリを短期開発。教育コストを下げる無料デモ活用事例

教育コストを下げ、アルバイトでも提案しやすい販売支援システムへ

Published 2026-05-05

販売スタッフの教育に時間と費用がかかり、しかも離職によって投資が回収しづらい——そんな構造的な悩みに直面した会社のお話です。提案者ご自身もシステム開発のノウハウはなく、他社からはいずれも 300 万円以上の高額提案ばかりが返ってくる状況。Tech Reis では、まずヒアリングから始め、1 週間以内に動く無料デモを作ることで、関係者の合意形成と受注を一気に前へ進めました。

相談前の課題

店頭でアルバイト店員が iPad の販売支援アプリでお客様に商品をご案内している様子
店頭でのご案内 — タブレット上の販売支援アプリで、経験の浅いスタッフでも商品をご提案できる構想でした。

ご相談者は、医療業界で IT 技術を活用した課題解決を手がけられているコンサルタントの X さんです。X さんご自身は提案力をお持ちですが、ご自身でシステムを設計・実装するご経験はありませんでした。

X さんはお取引先の一社であるコンタクトレンズ販売会社 P 向けに、店舗で使える販売支援アプリの導入をご構想されていました。

会社 P の店舗運営には、以下のような構造的な悩みがありました。

  • アルバイトスタッフへの販売研修に、相応の時間と費用がかかる。
  • 学生スタッフが多く、研修を終えてから比較的短期間でご退職されるケースが少なくない。
  • そのため、教育投資が現場に蓄積しづらい。
  • 経験の浅いスタッフでも、お客様に安心して商品をご提案できる仕組みが必要だった。

X さんがイメージされていたのは、iPad で動作する販売支援アプリでした。経験に依存せず、画面の流れに沿って操作するだけで、適切な商品候補をご提案できる——そんな仕組みです。

ところが、X さんが他社にお見積りを取られたところ、いずれも 300 万円以上にのぼり、計画がなかなか前に進みませんでした。Tech Reis にご相談をいただいたのは、ちょうどこの時期です。

Tech Reis へのご相談

最初の打ち合わせでは、X さんが本当に作りたいもの、実現したいことを丁寧にうかがいました。仕様書のような形で要件が固まりきっているわけではありませんでしたが、業務の流れと利用シーンを整理し、画面イメージを少しずつ具体化していきました。

このフェーズでは、文字情報だけでは認識のズレが残ります。会社 P の現場で、誰が、どのタイミングで、どんな情報を必要とするのか——お互いの頭の中にあるイメージを揃えるためには、やはり「動くもの」を見るのが最短でした。

そこで、いきなり本開発に進むのではなく、まずは無料デモを作るという方針でご合意いただきました。

1 週間以内の無料デモ

打ち合わせから 1 週間以内に、Tech Reis 側で動作するデモアプリをご用意しました。実際の業務シナリオに沿って画面遷移ができ、商品の候補が並ぶところまで触っていただける、最小構成の試作品です。

このデモは X さん向けにご提案したものでしたが、その後、会社 P の代表者様、医師、委員長、経営層、店舗スタッフリーダーといった多様な立場の関係者にもご覧いただきました。

レビューでは、操作感の自然さや、現場のスタッフが迷いなく扱えそうな点を、主にご評価いただきました。スライドや仕様書だけでは得られにくい「触ってみての納得感」が、関係者の合意を後押ししたと感じています。

経営者・店舗スタッフ・医院長・コンサルタント・エンジニアの 5 者がテーブル中央の iPad を真剣に覗き込んでいる様子
無料デモの関係者レビュー — 経営層・現場・医院長・コンサルタント・エンジニアが、同じ動くデモを見ながら意思決定を進めました。

結果として、X さんは会社 P からの正式なご受注へとお進みになりました。デモが、X さんの提案と社内決裁の両方を前へ進める材料になった、というご評価をいただいています。

実装と納品

ご受注後も、X さんと弊社で密にコミュニケーションを取りながら開発を進めました。ご要望は最初から固まりきっていたわけではなく、現場のスタッフ目線でのご指摘もありましたので、デモから本実装に向かう過程で機能やフローを少しずつ整えていきました。

弊社では AI を活用しながら実装を進めましたので、修正と確認のサイクルが従来よりも短くなりました。X さんからのフィードバックを翌週には反映し、次の打ち合わせでまた触っていただく——そうした「短いサイクルで磨く」進め方が機能した案件でした。

最終的なアプリは、お客様の店舗運用と矛盾なく動作する形で納品まで完了しました。なお、本アプリは商品提案の支援を行うものであり、医師の診療や医学的判断を代替するものではありません。スタッフの方が安心して商品をご提案できる——そのための業務支援ツールという位置づけです。

エンジニアがノートPCで AI アシスタントとコードエディタを操作しながら、横の iPad で動作確認を行っている様子
AI を活用した実装 — コードを書きながら、その場で iPad に出力して動作を確認する短いサイクルで磨きました。

この事例から分かること

この事例からは、いくつかの示唆を得られると考えています。

  • お客様が「作りたいもの」を完全に言語化できていない段階でも、動くデモを起点に認識を揃えることで、開発を前に進められる。
  • 無料デモは、ご発注主だけでなく、その先の提案先や決裁者にとっても判断材料になる。
  • AI を活用することで、従来よりも短いサイクルで試作・改善を反映できる。
  • Tech Reis は、ご相談・無料デモ・本実装・納品までを一貫して支援できる。

まずは 30 分の無料相談から

自社の業務でも、AI 化できる作業があるかどうか——ご相談ベースで一緒に整理することができます。30 分のお時間をいただければ、業務内容をうかがいながら、デモ化できそうなテーマを共に検討いたします。

まずは 30 分、お話しいたしませんか。

相談だけでも問題ありません。開発前提でなくて大丈夫です。